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【禁聞】中共 「チベット騒乱」で機関銃使用が発覚

2014年08月25日

【新唐人2014年8月25日】

4度下された死刑判決 覆り無罪に

 

福建省の高等裁判所は8月22日、毒物混入事件で過去8年で4度も死刑判決を下された念斌(ねん ひん)元被告に無罪を言い渡しました。元被告の弁護士は、4度も死刑判決を下されたのは、中共の司法の腐敗と関係していると指摘します。ネットでも、中共の裁判は子供の遊びみたいだと批判の声が上がりました。国際人権NGO「アムネスティ」も今回のケースに関して、「中共の司法には大きな欠陥があることを再度、示した」とコメントしました。

 

2006年7月27日、福建省で2家族が自宅で中毒になり、2人が死亡する事件が起きました。警察は、ネズミ駆除薬を使った殺人事件と認定し、念斌さんを逮捕しました。裁判で念斌さんは、自白を強要されたと主張しましたが、死刑判決を下されたため、控訴しました。弁護士も、検察側の虚偽行為を指摘しています。

 

カナダ首相 中共メディアの同行取材を拒否

 

中共メディアの記者に対し、ビザ発給を制限する法案がアメリカ議会に提出されたり、「国境なき記者団」が中央テレビの制裁を要求したりなど、最近、中共メディアを排斥する動きが続いています。

 

カナダ政府も中共メディアの記者を歓迎しないとして、ハーパー首相の北極訪問の際、彼らの同行取材を拒否しました。「歓迎しないメディア」というのは新華社と人民日報です。カナダメディアの報道によると、首相執務室がこの前代未聞の決断をしたのは、それらの記者が恐らく情報収集するスパイだったからだと伝えました。

 

中共が機関銃で射殺 機密文書暴露

 

インドを拠点とする人権団体「チベット人権民主センター」は、20日、ラサ市公安局の機密文書を引用し、2008年3月の「チベット騒乱」で、当局は機関銃で弾圧をしたと発表しました。

 

その機密文書には、ラサ市の西山葬儀場の「一部犠牲者の名簿」と死者4人に対して行われた検死結果が含まれています。

 

西山葬儀場には26人の遺体が収容されていましたが、そのうち15人は銃撃により死亡していました。また検死報告書によると、4人のうち1人は17発被弾し、女性2人もそれぞれ15発と8発被弾していたため、機関銃で殺害されたと見られます。中共のデータによれば、2008年の「チベット騒乱」では、少なくとも101人が射殺されています。

 

2008年3月14日、当局はラサで行われたデモを弾圧したあと、「終始一貫して、殺傷性のある武器は携帯せず、使用していない」と発表していました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/23/a1132455.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/萩野 映像編集/李)

 

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